2022年08月23日
ばあちゃん、どうか元気で
別れは突然やってきました。
祖母が特養に入ります。
今日は祖母と会える最後の日でした。
実家へ行き、顔を合わせた最初はわたしのことがわからず「誰?」「わからん」と言っていたけれど、一緒に過ごしていくうちにいろいろ思い出してくれました。
「むーちゃん」
「孫ちゃん」
「あんた豊田?」
時間はかかったけれど、ちゃんと思い出してくれて嬉しかった。
今日はどんな心持ちで祖母と会えばいいのだろう、と決められなくて、そのまま会いに行ったらやっぱり泣けてきてしまいました。
祖母はわたしのことがわかるようなわからないような、わかる瞬間もあればわからない瞬間もあるといった不安定な記憶のなかでも、わたしとハグしながらお互いに泣けてしまった…。
祖母は自分が特養に入ることを多分わかっていないけれど、きっと虫の知らせみたいなものは感じたのだと思います。
「ばあちゃんのことをずっと覚えていてね」
「むーちゃん、がんばりやよ」
「お父さん(旦那さん)を大事にせなあかんよ」
「ここおいで、添い寝しよう」
「元気でおってな」
「ずっとそばにおってー 行かせたくねー」
普段は言わないような言葉を、今日はわたしにたくさんかけてくれました。
もしもコロナが落ち着いて、自由に面会ができる日がくれば、もしかしたらまた会えるかもしれない。
でもこのままなら会えないかもしれない。
それがすごく辛いです。
でもまた会える日がくるのを待っていたいです。

前にもこの写真を使ったけれど…
ばあちゃんとわたし。
わたしが生まれてから、ずっとわたしのことを可愛がってくれたばあちゃん。
小さい頃は、平日以外はいつもばあちゃんの家に泊まりに行って、一緒にお風呂入って 一緒の布団で寝て、
年越しはいつもばあちゃんとふたりで近所の神社へお参りして、
じいちゃんの調子が悪くなったときは、わたしが仕事を辞めて一緒に住んで、ばあちゃんとふたりで介護をして、
わたしの子どもが生まれたら、ばあちゃんがおむつを替えてくれたり沐浴を手伝ってくれて、
ドライブにいっぱい行って、
毎年桜を一緒に見て、
いつもいつもわたしと笑ってくれて、本当に幸せでした。
こんなに大好きなのに、最後まで守ってあげられなくてごめん。
向こうに行ってもしっかり食べて、仲間と一緒におしゃべりして、どうか元気でいてください。
離れていても、ずっとずっと大好き。
祖母が特養に入ります。
今日は祖母と会える最後の日でした。
実家へ行き、顔を合わせた最初はわたしのことがわからず「誰?」「わからん」と言っていたけれど、一緒に過ごしていくうちにいろいろ思い出してくれました。
「むーちゃん」
「孫ちゃん」
「あんた豊田?」
時間はかかったけれど、ちゃんと思い出してくれて嬉しかった。
今日はどんな心持ちで祖母と会えばいいのだろう、と決められなくて、そのまま会いに行ったらやっぱり泣けてきてしまいました。
祖母はわたしのことがわかるようなわからないような、わかる瞬間もあればわからない瞬間もあるといった不安定な記憶のなかでも、わたしとハグしながらお互いに泣けてしまった…。
祖母は自分が特養に入ることを多分わかっていないけれど、きっと虫の知らせみたいなものは感じたのだと思います。
「ばあちゃんのことをずっと覚えていてね」
「むーちゃん、がんばりやよ」
「お父さん(旦那さん)を大事にせなあかんよ」
「ここおいで、添い寝しよう」
「元気でおってな」
「ずっとそばにおってー 行かせたくねー」
普段は言わないような言葉を、今日はわたしにたくさんかけてくれました。
もしもコロナが落ち着いて、自由に面会ができる日がくれば、もしかしたらまた会えるかもしれない。
でもこのままなら会えないかもしれない。
それがすごく辛いです。
でもまた会える日がくるのを待っていたいです。

前にもこの写真を使ったけれど…
ばあちゃんとわたし。
わたしが生まれてから、ずっとわたしのことを可愛がってくれたばあちゃん。
小さい頃は、平日以外はいつもばあちゃんの家に泊まりに行って、一緒にお風呂入って 一緒の布団で寝て、
年越しはいつもばあちゃんとふたりで近所の神社へお参りして、
じいちゃんの調子が悪くなったときは、わたしが仕事を辞めて一緒に住んで、ばあちゃんとふたりで介護をして、
わたしの子どもが生まれたら、ばあちゃんがおむつを替えてくれたり沐浴を手伝ってくれて、
ドライブにいっぱい行って、
毎年桜を一緒に見て、
いつもいつもわたしと笑ってくれて、本当に幸せでした。
こんなに大好きなのに、最後まで守ってあげられなくてごめん。
向こうに行ってもしっかり食べて、仲間と一緒におしゃべりして、どうか元気でいてください。
離れていても、ずっとずっと大好き。